2018/05/30
2018年5月30日より南砺市が運営する市営バス「なんバス(南砺市営バス)」についてGoogle社が提供するGoogle Mapで検索できるようになりました。
Google Map
(南砺市の地名やバス停名を検索してみてください。また南砺市外の場所からも南砺市内の地名・バス停までのルートを検索できます)
https://www.google.com/maps
これまで電車や民間バス企業が運営されている一部のバス路線等は、Google Map、各社乗換案内WEBサービスやスマートフォン・タブレット端末用のアプリケーション等で検索が可能でしたが、多くの自治体が提供するバス情報は検索ができませんでした。
それにより、多くの南砺市民の方々や観光客等の南砺市外の方々のなんバスの利用は進まない現状がありました。
公共交通バスについては2014年にCode for Nantoが設立してから長年取り組む地域課題でした。
そこで、Code for Nantoでは上記の課題を解決するために、世界的な公共交通情報の標準データフォーマットであるGTFS(General Transit Feed Specificationの略名)形式にデータ整備を行うプロジェクトを昨年度取り組みました。
昨年2017年12月16日には日本のGTFSに関する第一線の研究者である東京大学空間情報科学研究センター特任教授の西沢明氏を講師にお招きした、「公共交通バスGTFSハンズオン勉強会」を開催、GTFSデータ整備に関する知識や西沢氏で開発されたデータ入力ツールの使い方を南砺市役所、Code for Nantoのメンバー、南砺市内外からGTFSに関心のある一般の方々に参加いただきました。
その後も定期的にCode for NantoのGTFSプロジェクトメンバーでデータ作業の役割分担を行い、なんバスのデータの入力・整備作業を行う定例会(通称、GTFSもくもく会)を開催、今年3月3日のインターナショナル・オープンデータ・デイ2018(通称、IODD2018)では、GTFSデータ入力の追い込み合宿を実施して、GTFSデータ整備を約3ヶ月間で実施しました。
3月末には南砺市から発表されました平成30年度のなんバスの時刻表データについてGTFSデータでもアップデートを行い、南砺市役所市長政策部地方創生推進課交通政策係よりなんバスのGTFSデータについてGoogle社にGoogle Map上でなんバスのデータ適用に関する申請を行い、先日正式になんバスのGoogle Mapでの適用について承認をいただきました。
今後は、Google Mapだけでなく、その他日本で多く利用されております各社乗換案内コンテンツプロバイダーでもなんバスが検索できるように南砺市から協議を行っていく予定です。
今回のGTFSデータ整備プロジェクトを通じて、南砺市オープンデータカタログ(外部サイト)でも自由にダウンロードできます。
※なんバスのデータ作成日は2018年4月1日現在となっています。
主なデータとしては、なんバスの時刻表、運賃、バス停の名称・位置情報などが掲載されています。
ご関心のある方は、御覧ください。
<参考・関連サイト>
南砺市オープンデータカタログ
http://opendata.city.nanto.toyama.jp/data.php
なんバス
https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=736
標準的なバス情報フォーマット出力ツール提供ページ(東京大学空間情報科学研究センター 特任教授 西沢明 氏)
http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~nishizawa/gtfs/
※本プロジェクトとは別に、今年度富山県では富山県内全自治体を対象とした「標準的なバス情報フォーマット」データ作成ワーキンググループという活動が進められています。
今年度内を目標に、富山県内の全自治体でも自治体が運営するバスについてGTFSデータの整備を行い、富山県内全域でバス情報がWEBサイトやスマートフォン・タブレット端末の各社乗換案内アプリケーションから検索できることを目指し、富山県内外からのバス利用の促進を目指した取り組みを行っています。
南砺市は富山県内では市内全域でGTFSデータ整備を行った初の自治体であり、Code for Nantoも上記ワーキンググループの活動支援を行っています。
Google Map
(南砺市の地名やバス停名を検索してみてください。また南砺市外の場所からも南砺市内の地名・バス停までのルートを検索できます)
https://www.google.com/maps
これまで電車や民間バス企業が運営されている一部のバス路線等は、Google Map、各社乗換案内WEBサービスやスマートフォン・タブレット端末用のアプリケーション等で検索が可能でしたが、多くの自治体が提供するバス情報は検索ができませんでした。
それにより、多くの南砺市民の方々や観光客等の南砺市外の方々のなんバスの利用は進まない現状がありました。
公共交通バスについては2014年にCode for Nantoが設立してから長年取り組む地域課題でした。
そこで、Code for Nantoでは上記の課題を解決するために、世界的な公共交通情報の標準データフォーマットであるGTFS(General Transit Feed Specificationの略名)形式にデータ整備を行うプロジェクトを昨年度取り組みました。
昨年2017年12月16日には日本のGTFSに関する第一線の研究者である東京大学空間情報科学研究センター特任教授の西沢明氏を講師にお招きした、「公共交通バスGTFSハンズオン勉強会」を開催、GTFSデータ整備に関する知識や西沢氏で開発されたデータ入力ツールの使い方を南砺市役所、Code for Nantoのメンバー、南砺市内外からGTFSに関心のある一般の方々に参加いただきました。
その後も定期的にCode for NantoのGTFSプロジェクトメンバーでデータ作業の役割分担を行い、なんバスのデータの入力・整備作業を行う定例会(通称、GTFSもくもく会)を開催、今年3月3日のインターナショナル・オープンデータ・デイ2018(通称、IODD2018)では、GTFSデータ入力の追い込み合宿を実施して、GTFSデータ整備を約3ヶ月間で実施しました。
3月末には南砺市から発表されました平成30年度のなんバスの時刻表データについてGTFSデータでもアップデートを行い、南砺市役所市長政策部地方創生推進課交通政策係よりなんバスのGTFSデータについてGoogle社にGoogle Map上でなんバスのデータ適用に関する申請を行い、先日正式になんバスのGoogle Mapでの適用について承認をいただきました。
今後は、Google Mapだけでなく、その他日本で多く利用されております各社乗換案内コンテンツプロバイダーでもなんバスが検索できるように南砺市から協議を行っていく予定です。
今回のGTFSデータ整備プロジェクトを通じて、南砺市オープンデータカタログ(外部サイト)でも自由にダウンロードできます。
※なんバスのデータ作成日は2018年4月1日現在となっています。
主なデータとしては、なんバスの時刻表、運賃、バス停の名称・位置情報などが掲載されています。
ご関心のある方は、御覧ください。
<参考・関連サイト>
南砺市オープンデータカタログ
http://opendata.city.nanto.toyama.jp/data.php
なんバス
https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=736
標準的なバス情報フォーマット出力ツール提供ページ(東京大学空間情報科学研究センター 特任教授 西沢明 氏)
http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~nishizawa/gtfs/
※本プロジェクトとは別に、今年度富山県では富山県内全自治体を対象とした「標準的なバス情報フォーマット」データ作成ワーキンググループという活動が進められています。
今年度内を目標に、富山県内の全自治体でも自治体が運営するバスについてGTFSデータの整備を行い、富山県内全域でバス情報がWEBサイトやスマートフォン・タブレット端末の各社乗換案内アプリケーションから検索できることを目指し、富山県内外からのバス利用の促進を目指した取り組みを行っています。
南砺市は富山県内では市内全域でGTFSデータ整備を行った初の自治体であり、Code for Nantoも上記ワーキンググループの活動支援を行っています。